• 代表取締役社長 森 雄一

2009年9月号(vol.5)


自民党が歴史的大敗を喫した衆議院選挙が終わり、政権交代が確実となった。しかしながらその中でも私達のエリアの富山3区においては、皆さんの協力もあり自民党が議席を獲得できたことに感謝します。

個人的には今回の選挙は、「日本人の民度を問う選挙」だと捉えていた。日本人は世界の中でも民度が高いと言われており、民度とは、人間の持つ倫理観や道徳観、良識のことである。この国の行く末を決める大事な局面で、目先の利益やマスコミの偏った報道に惑わされ、良識ある選択がなされなかったことが残念でならない。もっとも、今の自民党が手放しで称賛できる政党だとは私自身も思わない。しかし、国の財源や国家安全保障など、痛みは伴えど明確な国家ビジョンを示し、そこに向かうための政策を実現するのが責任政党なのだ。今回を機に、自民党が本当の意味で国民の信頼と負託に応えられる政党に変わることを期待する。

民主党政権誕生により、建設業界に大きな逆風が吹くことは間違いない。その逆風の中を生き抜くには、私達が努力を重ね日々成長していくしかない。心一つに、わが社にはそれができると信じている。

 

代表取締役社長 森 雄一

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