• 代表取締役社長 森 雄一

2009年10月号(vol.6)


ジャイアンツがリーグ制覇を成し遂げた。ジャイアンツファンの私にとってはとても嬉しいことである。歓喜の瞬間、ビールかけ、選手やスタッフの笑顔からは、大きなことを成し遂げた達成感と喜びが溢れ出る。シーズンオフから自主トレ、キャンプを経て長いシーズンを戦うわけだが、その間には好不調の波や故障者、オーダーの組み換えなど、決して順風満帆ではなかったであろう。ましてや今年は原監督にとってはWBCの監督も兼任しており、その精神的重圧は計り知れないものがあったと思う。また、監督不在の状況は選手個々が自立する上で大きな転機にもなっただろう。「選手が本当にたくましく成長してくれた」という監督の言葉には実感がこもる。

以前ジャイアンツは大型補強を繰り返しながらも低迷する時期があった。各チームの4番バッターばかりを揃えても、チームのバランスや和が保てないということなのだろう。それが今は若手が台頭し、ベテランは要所をしっかり締め、それぞれの役割をしっかり果たし生き生きとプレーしている。組織の中で自分に何が出来るのか、何を求められているのか、何が足りないのか、何を補うべきか。歓喜の瞬間を夢見て、日々成長、努力は必ず報われる。

 

代表取締役社長 森 雄一

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