• 代表取締役社長 森 雄一

2010年8月号(vol.16)


先日、ギックリ腰を患ってしまいました。特に重い物を持ったわけでもなく、新聞を読んでいたら突然に・・・。歩くことはおろか顔を洗うことさえままならず、情けない気持ちで一杯です。こんな事になって改めて気付くのは腰の大切さです。何気ない動き一つひとつに腰がいかに使われているのか、漢字からも解るとおり「要」なんですね。腰だけではなく、指に怪我をしてもその大切さ、役割を実感します。そんなことからも五体満足でいることが如何に幸せなことであるか、身体の中で不要な物など何一つ無いことを痛感しました。

もう少し掘り下げて考えて、私たちの生活においてはどうでしょうか。元気で健康な内は自分一人だけの力で生きているように錯覚しがちですが、人間は一人で生を育めるものではなく、人によって生かされていることに気付き、感謝せねばなりません。人生の師は自分を正しい道へと導いてくれ、友は自分の居場所を作ってくれます。また、たとえそれが自分にとって快くない相手であっても反面教師として教わることがあるはずです。

「人生における出会いの中で、不要な出会いなど一つも無い。不要なのは自身の奢りであり傲慢さである。一生勉強、一生成長、全て我が師と捉え感謝せよ」

かく言う私もつい忘れがちになりますが、周囲への感謝の気持ちを持ち続けたいものです。

梅雨明けから猛暑が続いています。自己管理をしっかり行ない、元気に夏を乗り切りましょう!

 

代表取締役社長 森 雄一

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