• 代表取締役社長 森 雄一

2011年3月号(vol.23)


先日から自宅のブレーカーの調子が悪く、電気を全く使えない日もあった。こんな状況で改めて気付かされるのが、私たちはいかに恵まれた環境にあるのかということだ。我が家はオール電化ではないが、電気が使えないだけで照明、暖房、風呂、トイレ、食事、TVなど生活に関わるありとあらゆるものに支障をきたす。電気の無い生活がどれ程想像を絶するか、ぜひ皆さんのお宅でも一度ブレーカーを落として一日を過ごしてみることをオススメする(笑)

我が国における電気の歴史は、1882年に東京・銀座に日本初の電灯が灯ったのを皮切りに急速に普及したそうだが、「三種の神器」と言われた白黒TV・洗濯機・冷蔵庫が家庭に普及したのは1950年代後半の高度経済成長時代であり、ほんの50年程前までは今ほど電気に依存しない生活が営まれていたということになる。

話が逸れてしまったが、私たちは今、あり余る豊かさの中に身を置いている。暖かい家、おいしい食事に新鮮な水、安全な社会、どれを取っても昔とは比べ物にならないだろう。つい忘れがちになるが、身の周りのあたりまえの事がありがたいと感謝できる心を養いたい。

 

代表取締役社長 森 雄一

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