• 代表取締役社長 森 雄一

2011年5月号(vol.25)


先月より新入社員が2名入社した。新卒での採用は焼田君以来3年ぶりとなる。彼らは見るからに若々しく、社内に新たな風を吹き込んでくれることだろう。

一週間に及ぶ新入社員研修の中で、彼らに社会人としての心構えや会社の方針を説き、また考えさせるわけだが、それだけで立派な社員になるわけでもなく、研修は単なるきっかけにすぎず、ある意味種まきのようなものだ。私の持論ではあるが、せっかく生を受けたならば人間は一生成長する努力をしなければならないと思っている。歳を重ねるごとに衰えるのは承知の上であるが、私の言う成長とは単に肉体的や能力的に限ったことではなく、心の成熟もそれに当たる。まだまだ未熟な私が言うのも憚られるが、人生の大半を仕事に従事するならば、その仕事や会社を通じて人間的成長に繋げなければならないし、そこへ社員を導くのも経営者の責任であると思う。

肥沃な土壌に実りがあるように、我社も人が育つ企業風土でありたい。その風土を作るのはあなたであり私自身である。私もまだ人生半ば、皆さんと共に成長していきたい。

 

代表取締役社長 森 雄一

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