2011年6月号(vol.26)
- 2011年06月10日
- 日記
6月は衣替えの時期、あちこちで涼しげな服装が目に付き夏の到来を思わせる。当社としては数年前からクールビズ、ウォームビズを取り入れ、夏場の冷房は28度、冬場の暖房は20度に設定し、環境に配慮しているところである。
今年は震災での福島第一原発事故を受けて夏の電力供給が滞ることが予想されることから、アロハシャツやジーンズでの勤務も可とする「スーパークールビズ」、さらには短パンやサンダルまでをも可とする「ウルトラクールビズ」が推奨されているが、私はこのことに違和感を覚えずにはいられない。
もちろんこの国難に、国や国民を挙げた取り組みは当然のことであるが、その事によって相手に礼を欠くことがあってはならないということだ。当社で取り組んでいるクールビズなどもあくまでも社内のことであって、お客様や訪問先がどうであるかは別問題であり、TPOをわきまえておきたいものだ。周りに不快感を与えないか、さらには自分のご都合主義になってはいないかを考える必要があるのではないか。今一度、わが身を振り返ってみよう。
代表取締役社長 森 雄一