• 代表取締役社長 森 雄一

2014年7月号(vol.63)


自衛隊発足から60年を迎えた7月1日、政府は従来の憲法解釈を変更して限定的に集団的自衛権の行使を容認することを決定した。自国の領土と国民を守るという「あたり前の事」を成すこと、国際社会の中で国家としての責任を果たすには至極当然だと感じるのだが、どうにも引っ掛かるものがある。個人的には第2次安倍政権は我が国に希望の光をもたらす素晴らしい政権だと思っているし、安倍首相の思想やリーダーシップにも敬服している。だからこそ、「憲法解釈の変更」という小手先の誤魔化しでなく、しっかりと説明責任を果たした上での王道を歩むべきではないかと思うのだ。憲法改正への道のりは険しいだろうが、苦しみに向かうべき時に向き合うことで後の禍根を防ぐことができるのではないだろうか。

サッカーW杯では、期待された日本が1勝も出来ないまま敗退した。あたかも決勝トーナメント進出は間違い無いような過熱ぶりだったが、同組の中での世界ランクは最低の46位(他は8,12,23位)であるので順当な結果と言えるだろう。自信は持つべきだが、過信は奢りを招くということか。我社も一年の折り返しを過ぎたが、目標にはまだ遠く及ばない。昨年までの結果に甘えることなく、目の前の壁をひとつずつクリアしていこう。

 

代表取締役社長 森 雄一

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