• 代表取締役社長 森 雄一

2014年12月号(vol.68)


突然の解散風により、師走の衆議院選挙に突入した。解散は首相の専決事項とはいえ、なぜ今なのか、大義はどこにあるのか、私自身にはどうにもしっくり来ない。私は常々、「説明責任」ということを大事にするようにしている。今までやってきた事を変える時、新しい事を始める時、「なぜこれが必要なのか、それでどうするのか、何を変えるのか」をきちんと説明することが必要だと思っている。例えそれが自分の非を認めることであっても、それを包み隠そうとするのではなく、正直に自分の非を認めより良い方向へ舵を切り直す事が大切だ。自分の考えに全ての人を納得させる事は難しいし、違う価値観もあるだろう。また、きちんと説明するという事はとても勇気がいることだ。しかしそこから逃げないで、誠実に向き合う事が理解への第一歩になるのではないだろうか。

先日はASJ新規事業説明会を開催し、これからの会社の方向性を示した。アンケートでは皆さんから多くの貴重な意見もいただいた。全ての責任を預かる者として、お客様はもちろんのこと社員の皆さんにも喜んでいただけるよう、しっかりと説明責任を果たしていきたい。

今年も残りわずかとなりました。笑顔で一年を締めくくることができるよう、気を抜かずにそれぞれの責任を果たしましょう。

 

代表取締役社長 森 雄一

 

追伸:盛り上がりに欠ける選挙ではありますが、必ず投票に行き自分の意思を示してください。

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