• 代表取締役社長 森 雄一

2015年5月号(vol.73)


今春から子供が高校生となり毎日弁当を持っていく関係で、私も昼食は妻が作る弁当になった。出来立ての食事も美味しいが、弁当のご飯の程よい冷め具合やおかずのしっとり感がとても好きで、毎日の楽しみが一つ増えたのである。そういえば初めて保温ジャーの弁当を食べた時は弁当なのに温かいことに衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えている。

先日、子供が私に弁当を作ってほしいと言うので試行錯誤しながら作ってみたが、これがまた何とも楽しいのである。どんなメニューにしようかとあれこれ考えたり、赤黄緑などの彩りを考えたり、小さな弁当箱にどこに何を何品入れるか等々、未熟な腕前と数少ないレパートリーを総動員して完成した渾身の作品は、我ながら上出来であった。作ったあとはやはり感想が気になるもので、「美味しかった、ありがとう!」の一言が天にも昇る気持ちにさせてくれるのだ。

今回改めて感じたのは言葉の大切さ。何気ないあたりまえのことにも感謝することでお互いが気持ちよく幸せになれるのだから、照れずに身の回りに「ありがとう」を溢れさせていきたい。

 

代表取締役社長 森 雄一

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