• 代表取締役社長 森 雄一

2016年8月号(vol.88)


天皇陛下が生前退位についてお気持ちを述べられた。国民統合の象徴としてのあり方をどれだけ思い悩まれたことか、日本国と国民の安寧と幸せを心から願うお気持ちは、私たちの想像をはるかに超えた葛藤の連続であったに違いない。陛下のお気持ちを慮り、新たな歴史を紡いでいく覚悟を身にしみて感じた次第である。

かたや企業においても、事業承継は非常に大きな区切りである。私も11年前に社長を受け継いだが、ここで挙げればきりが無いくらい多くの課題と向き合ってきた。決して順風満帆ではなかったが、全ての出来事が今の形に繋がっていると言えるし、共に歩んできた社員の皆さんには心から感謝している。

「自分のために生きるなかれ」私の座右の銘であるが、この世に生を受けたからには何かしらの役に立ちたいと思うし、自己の成長こそが世のため人のために繋がるのだと思う。社長の任ある限り、さらなる高みを目指して、社員の皆さんと共にまだまだ成長し続けねばならないと心に誓う。

 

代表取締役社長 森 雄一

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