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先輩社員の声

小西秀和(左)/上田孝(中央)/高田俊夜(右)

小西秀和(左)/上田孝(中央)/高田俊夜(右)
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【テーマ:私の職業は建設業】

これまでの建設業を振り返って

上田:長い間携わっているけれど、昔と比べると結構変わった事は多いね。

髙田:そうだね、まず測量機が変わった。レベルは変わらないかもしれないが、トランシットの進歩は著しい物がある。昔は巻尺を利用して計測していたから、精度は断然に上がってきたね。測量座標は専門の測量屋さんしか使用していなかったのに、今は誰もが当たり前に使っている。そしてGPS。現状として、自身が進歩に追いつけていけてないところがあるよ。

上田:入社して直ぐに脱着式の光波測距儀を使用して思った事が、学校で学んだ方法とかけ離れていた事。理解するまでに時間はかかったけれど、理解した後は自信に繋がったよ。学校で専門的知識を修得してきて、本当に良かったと思った。基本は変わらないからね。小西君はどう?建築の世界も昔と今じゃ技術の進歩は大分違う?

上田孝/工務部土木課

小西:そうですね、前職である大工の世界でもプレカット等は新しい工法や手法ができ、進歩が激しいので工期の短縮が凄いです。昔の家は木造建築が多く隙間は当たり前でした。木は生きている物なので、どうしても気密性が低いものです。しかし、今は高気密の家が当たり前になり、木の性質や性能と相反する事が技術で可能となりました。

髙田:技術的な部分以外で言ったら、今より昔は「slow」。更に昔の人に話を聞くとそれ以上に「slow」。雨が降ると工事自体「作業中止」でしたね。

上田:そうだね。人力施工が中心の時代だったから。昔のイメージは「金はある、日もある、そして周りの理解もある」かな。

小西秀和/工務部建築課

ずっと続けてきた建設業。その面白さとは?

髙田:まずは地図に残る仕事だという事。自分一人でやりきった現場ではないけれど、「俺がやった!」的な感じで現場が残ると言う喜び。何もない場所に構造物を造る事や、道を拡幅する事が出来たりと、面白さは十分あるよ。

上田:完成後の爽快感も十分ある。完成した現場に新入社員を連れて行き、施工した際の技術的な話をしてあげられた時は、勉強させたその時の苦労が報われた気持ちになる。同時に自慢話に変わったけどね。

小西:僕は、顧客の笑顔が見られる事ですね。建築の場合は直接利用者の表情が見えるためとても心の支えになります。そして僕は家族に伝えますよ。つい先日も完成物件へ妻子と行き自慢をしました。

髙田:建築はそこが羨ましいね。俺も道路改良工事を施工している時に、たまたま自分の家族が通ってさ、甥っ子達が「おじちゃん、バックホウに乗ってたね!スゲー!」と言ってくれて嬉しかったよ。でも大人になると無関心になりました。

高田俊夜/工務部土木課

建設業の必要性や需要の変化はありますか?

上田:数字的には計り知れない所もあるけれど、少しでも利便性や安心・安全な社会を形成する上では、まだまだ必要なものと考えています。

髙田:そう!絶対に必要なもの。例えば、災害が発生した際は建設業が必要だし、無くてはならない職種でしょう。積雪時も同様、除雪に出動するしね。

小西:そうですね。今年から除雪作業に参加しましたが、地域の足を守ると言う意味では大変重要なものであると認識しました。

でも近年は社会的に淘汰されていますよね?

上田:就業人口も減ってきている上に、いまだに建設業のイメージは良くないかも知れない。監督官庁が中心となり改善に努めてはいるでしょうが…。森組は近年、建築部門で「ASJ富山西スタジオ」を立ち上げ、建築家の設計した家を建てられるようになったし、更にイメージは良くなって来ていると思うよ。

髙田:建設業のイメージは「時には良く」「時には悪く」だね。災害発生時には敬われているが、公共の全体的予算や社会福祉を天秤にかけられると悪者になってしまう。建設業に対するイメージを良くする対策がもっと必要だね。

上田:近年は、建設業界に対する理解が減っていると感じる。

小西:そうですね。顧客第一で仕事を進めているが、自分の思いと地域、近隣のギャップを感じることもあります。

高田俊夜/工務部土木課

髙田:特殊な工事が増えたし、安全のため工事現場を外部と締め切っているから何をしているのかが見えない所が不安にさせているのかもしれない。

上田:安全第一が顧客の理解を低下させているとは思いたくない。だからこそ現場代理人や技術者が顧客や地域の方々に対して、どう接していくのかが今後の課題でしょうね。

小西:それでも森組に入社して思ったのは、地域の方々には森組に対しての必要性をすごく感じられました。

これからも変化や進歩が必要ですね。この先もICTや新技術の時代がやってきますが、どのように考えてますか?

小西:僕の場合はまず気持ちです。新技術に対して不安もあるが、「お客様のために」そして「より良いものを作るために」の2点を大切に自分自身磨いていかなければいけないと思います。

上田:これまでの技術を生かし進歩して行くことが大切でしょうね。

髙田:100%の機械化や素人の技術屋集団はありえない。ロボットを動かすにも経験と知識が必要だから。

小西:はい。今は昔からの技術が逆に注目されてもいます。

髙田:自分たちも昔からの技術で関数電卓、ポケコン、パソコン、電子納品等を勉強してきた訳だから、さらに進歩、進化していかないといけないね。

上田:歩みを止めるわけにはいかない。自分を今以上に磨き、小西君の言ったように「顧客満足」を高めなければいけないだろうね。

髙田:これまでの話から、「経験」と「知識」どっちが必要だと思う?

上田:僕は「知識」かな。現場ではとっさの判断が必要な時、知識がないと対応できない場面があるからね。

髙田:俺はどちらか選ぶとしたら「経験」かな。前回の工事実績より学んだ事を活かし現場での判断が出来ると思う。

小西:2人の話を聞いていると両方必要ですね。経験があるからこそ知識が成り立ち、知識あっても経験がないと対応できないですから。

上田:なるほど。

髙田:確かにそうかもしれない。

高田俊夜/工務部土木課

技術を継承してゆくポイントは。そして今後の目標は?

小西:逃げ出したいほどの失敗が次の仕事の糧となります。「信用、信頼、実績」のある、社内に誇れる人間、そして自分が自信と誇りを持てるモノを完成させていきます。

髙田:失敗を経験として向き合うからこそ、学び得るものも多くなる。先人に教えていただいたことを後世に伝え、地域貢献と自分の納得できるものを作っていきたいです。

上田:基本が一番大切!!新技術が出来ても基は同じ。仕事においては家族に対して少なからず負担をかけているので、それを払拭させるほどの建設物を作っていきたいですね。