2023年6月号(第170号)


 新型コロナウイルス5類移行に伴い実施した社員旅行、4年ぶりということもあって、2泊3日で島根県と広島県のコースに決定した。1日目は強い雨の中だったが、ほとんどが移動と足立美術館見学のため特に問題なく、無事に玉造温泉へ到着。社員旅行が4年ぶりなら社員の皆さんとお酒を酌み交わすのも2020年1月の新年会以来で、久しぶりのノーマスクにお酒の勢いも加わったせいか皆さんのテンションもやや高めで、とても楽しい時間を過ごすことができた。やはりコミュニケーション、ノミニケーションはお互いを知り理解するためには必要なものだと改めて実感した。新入社員に限らずコロナ禍以降に入社した社員にとっても、本当の意味で会社に打ち解けることができたのではないだろうか。
 2日目はまず出雲大社へ。神楽殿での参拝では社員の幸せと社業の繁栄を祈り、普段とは違う凛とした空気に心が洗われた。広島平和公園では原爆の惨たらしさに涙を堪えきれず、平和への感謝と誓い、そして焼け野原からの復興に建設業が果たした役割に誇りを感じ、これからも社会資本整備を担っていく使命感を新たにした。
 社員の皆さんと3日間を共にすると、ひとり一人の色々な部分が見えてくる。安心して見ていられる人、心配で目が離せない人、仕事では見えなかった新たな一面や発見。十人十色でデコボコでも、我が社はこれで成り立っている。「みんなちがって、みんないい」こんな言葉を思い出す、良き旅になりました。

代表取締役 森 雄一

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