2025年12月号(第200号)
- 2025年12月10日
- 日記
社員会議の最後に持ち回りの議長が行う「議長講評」。私の毎月の密かな楽しみであり、議長になった人は何を話すかとあれこれ考えて臨んでいることだろう。
この講評は青年会議所で行われていた、会議の最後に監事がその会議を総括して所感を述べる監事講評を真似たもので、監事講評の際には出席者全員が開いているパソコンを閉じ、身なりと姿勢を正して聴くという厳粛なものである。
あらためて講評とは何かを調べると、「講評とは、指導的な立場にある人が、作品や演技などについて、良い点と改善すべき点を言葉で説明しながら批評すること。評価だけでなく、その理由やアドバイスまで含めて、指導・解説する行為を指す。」とある。なるほど、講評を聴くということは、評価とご指導をいただくということなのか。 そうであれば身なりと姿勢を正すのはもっともであると今更ながら納得する。
我が社の議長講評は、これらの趣旨とはかけ離れてきているが、私はそれでも良いと思っている。それぞれが考え、自分の言葉で伝えることが重要であるし、意外な発見もあり面白い。ぜひ今後もそれぞれの個性を発揮しつつ、最後は啓発に繋げて会議をビシッと締めくくってほしい。
代表取締役 森 雄一