2025年2月号(第190号)


 県森林研究所によると、今年のスギ花粉の飛散開始予想日は2月19日頃で、例年より6日早く、去年より2日遅いとのこと。これまでは気にも留めなかったことだが、昨年ついに花粉症デビューを果たした私にすれば、とても関心のあるニュースであり、しかも飛散量は例年の1.5倍というのだから困ったものだ。
 国内における花粉症の有病率は年々増加傾向にあり、2019年の調査では、花粉症全体の有病率が42.5%、そのうちスギ花粉症は38.8%と報告されている。このため国や県においては無花粉スギの開発に力を入れ、実用化が進められているとのこと。こんなにも多くの人が悩まされているのだから、その対策に予算(税金)を使うのも頷ける。
 国会では新年度予算の審議が行われており、年収103万円の壁、高校授業料無償化、物価高対策、政治の信頼回復など与野党の論戦が本格化している。少数与党がどのように国会運営をしていくのか、花粉以上に関心を持っていきたいものだ。

代表取締役 森 雄一

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