2026年4月号(第204号)
- 2026年04月10日
- 日記
新年度は新年と同様に何かと気忙しい。残念ながら新卒採用は無かったが、社内外の人事異動、入学、新学期など、新たな風が吹く大きな節目の時期である。私がNHKの朝ドラ好きなのは以前にも書いたとおりだが、こちらも「ばけばけ」から「風、薫る」へとバトンが渡された。
「ばけばけ」は、「怪談」の作者・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と妻セツをモデルにしたオリジナルフィクション。舞台は明治の松江。没落士族の娘・松野トキ(高石あかり)は、異国から来た夫ヘブン(トミー・バストウ)と出会い、文化や言葉の違いを乗り越えながら夫婦として絆を深めていく。急速に進む西洋化の波の中で、生きにくさを抱える人々の姿も描かれる物語である。近年の朝ドラではNo.1の評価をしたいが、特筆すべきが主演:高石あかりの演技で、その表情や仕草・間合いがセリフ無くとも心に響く、まさに彼女が大女優への階段を登る作品になったことだろう。
続く「風、薫る」は、明治時代を舞台に、日本初の西洋式看護婦(トレインドナース)となった大関和と鈴木雅をモデルに、激動の時代で患者を守るために奮闘する二人の女性のバディドラマ。第1週では伝染病コレラのまん延が描かれたが、新型コロナと通じるものを感じた。
新型コロナを機に、医療従事者が激減したとのことで、このドラマをきっかけに、そこを目指す若者が増えてくれることを期待したい。同じエッセンシャルワーク(日常生活や社会基盤を維持するために必要不可欠な業務)に携わる者として、建設業をテーマにした朝ドラができないものだろうかと切に願う次第です。
代表取締役 森 雄一