• 代表取締役社長 森 雄一

2010年2月号(vol.10)


私が青年会議所(JC)に入会して11年目を迎えた。あらためて考えてみると、JCでは様々な事を学ばせてもらったし、学んだことを会社に取り入れたことも非常に多く、JCなしに今の私や会社はなかったであろうと思う。JCは単年度制で毎年組織が変わり、色々な役割を経験できるのだが、今年は富山県全体(富山ブロック)の会長というありがたい機会をいただいた。

当社では年当初に経営計画を発表して会社の方針を伝えるが、JCでそれに当たるものが京都会議である。期間中は毎朝7時から30分間「早朝会議」というものが行なわれるのだが、立場上11回目の京都会議にして初めて参加することとなった。工務室ほどの広さの会場に溢れんばかりの人が入り、物凄い熱気に包まれている。内容は役員の挨拶、当日スケジュールの確認、「ガンバロー」の気合い入れ、たったこれだけ。スケジュールは事前に分かっているし、欠席しても罰則があるわけでもなく、2日目から来なくなる者もいたが、発表者は腹から声を出し、設営者はまだ暗い内から頑張っている姿を見ると、自分も頑張らねばと胸が熱くなった。

皆さんの現場での朝礼・ミーティングはどうだろうか。内容もさることながら「よし、やるぞ!」という気持ちにさせているだろうか。元気や本気は人をその気にさせるものであり、些細な事でも真剣に取組むことに意義があるのではないだろうか。

 

代表取締役社長 森 雄一

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