• 代表取締役社長 森 雄一

2013年2月号(vol.46)


「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」、「鳴かぬなら鳴かして見せようホトトギス」、「鳴かぬなら泣くまで待とうホトトギス」、これは織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という3人の戦国武将の生き様や性格を表した有名な俳句であることは皆さんもご存知だろう。子供の頃は何となく豊臣秀吉が好きだった。それぞれの生き様や偉業を理解してのことではなく、ただ漠然と当時の大河ドラマか何かの影響でそうなったのだろう。では今あらためて選ぶとしたら・・・やはり豊臣秀吉だろう。三つ子の魂百までと言うが、単に成長していないということなのだろうか(笑)

私達は今、現実を直視しなければならない時代に生きている。「結果よければ全て良し」の良き時代はとうの昔の出来事で、自らが変わろうとせず合わないものを全て排除することや、ただ問題が過ぎ去るのをじっと待っているほどの余裕はどこにも無い。現実を受け止め、また自分に正面から向き合い、物事を確実に前へと進めるプロセス、実行力が必要なのではないだろうか。

政権交代により、業界には追い風が吹きはじめている。仕事を進める中で、様々な問題や乗り越えねばならない壁もあるだろうが、途中で諦め投げ出したり、誰かが何かしてくれるのを待っていたりするだけでは進まない。逃げない覚悟とやり遂げる勇気で、次々に仕事を進めることができる者だけが追い風に乗れるのだ。

 

代表取締役社長 森 雄一

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