• 代表取締役社長 森 雄一

2013年9月号(vol.53)


朝夕めっきり涼しくなり、盆前までの猛暑がまるで嘘のようだ。稲刈りの香りもかぐわしく、一気に秋の訪れを感じさせている。夏といえば甲子園、今年も熱い戦いや名勝負が繰り広げられたが、富山第一高校の健闘には思わず応援に力が入った。県勢40年ぶりとなる8強入りという堂々の成績である。中でもエースの宮本君は素晴らしいピッチングであり、今大会でも屈指の投手だったと思える。チームの総合力を見ても、優勝も夢ではないと思ったのは私だけではないだろう。

同校の持ち味は自由な野球とのこと。走者が出ればバントで送るといった型にはめると、選手が萎縮して逆に力が出ないという。セオリー通りの確実性か、リスク覚悟の冒険か、指揮官としては大いに悩むところだろう。会社の指揮官としての私も同様の選択に悩むことがある。部門を社員に任せるべきか、あるいは時期尚早か・・・。自信を持って決断するにはやや決定打不足か。

 

代表取締役社長 森 雄一

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