• 代表取締役社長 森 雄一

2015年1月号(vol.69)


新年明けましておめでとうございます。お正月といえば初売り、お年玉、新春のテレビ番組・・・等々、子供の頃はワクワクしていたものだが、近年では心躍るどころか経営計画の作成に悶々とするのがお決まりとなっている。「いい大人なんだから当たり前じゃない」という声が聞こえてきそうだが、楽しむという気持ちは幾つになっても大切にしたいものだ。

今年の箱根駅伝は青山学院大学が圧倒的な強さで初優勝を飾ったが、この強さの裏には原監督の優れた指導法がある。他校と同じ事をやっていては永遠に強豪校には勝てないと最先端の科学トレーニングを取り入れることや、チーム目標の他に個人目標も立て、その両方の目標に向かって自身の力で走らせていく。このような少しずつの積み重ねが個人の力を大きく伸ばしていくそうだ。そして過酷な試練を心から楽しむことが大切なのだという。実際、青学の選手たちのほとんどがレース後に「本当に楽しかった!」と笑顔で応えており、原監督はこれを「ワクワク大作戦」と名付けている。

「ワクワク感」そうか、私が失いかけていたものではないか。新規事業も始まる2015年を、ワクワクしながら笑顔で駆け抜けよう。

 

代表取締役社長 森 雄一

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