• 代表取締役社長 森 雄一

2016年1月号(vol.81)


穏やかな新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。

一年の計は元旦にあり。幼い頃は元旦に「今年はこんな年にしたい」という抱負を食卓で述べたものだが、成長するにつれ家族の前で言う事が気恥ずかしくなり、いつしかそんな風習が失われていった。それが今では個人の事ではなく会社という組織の経営計画を立てる事になるとは、当時夢にも思わなかった。

今年は仕事初めの日に経営計画の発表をする事ができた。今まで私が部門長を兼務していたが、新たに部門長を立てる事で例年より1ヶ月あまりスケジュールを前倒しして部門長と計画を練り込んできた。物心がついた頃から疎かになっていた、計画は早めにしっかりと立てるべしという先人の教えを守り、「結果にこだわれ、プロセスにはもっとこだわれ!」のスローガンのもと良いスタートが切れた事を嬉しく思う。

今年の干支の丙申(ひのえさる)には、「形がはっきりする、固まっていく」という意味があるという。つまり、「今までの努力が形となって現れ成熟する」という事だ。「完熟」ならぬ「成熟」というあたりに未知なる可能性を大いに感じるのは私だけだろうか。

 

代表取締役社長 森 雄一

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