2021年12月号(第152号)


 早いもので今年も残すところあと3週間となった。先日は2021流行語大賞が発表され、年間大賞に「リアル二刀流/ショータイム」が選ばれた。言うまでもなくMLBア・リーグMVPに輝いたエンゼルスの大谷翔平選手だが、今季は私たち日本人のみならず世界中のファンを魅了し熱狂させるほどの素晴らしい成績を残した。そんな彼も故障や手術、「二刀流など成功するはずがない」という様々な困難を乗り越えてきたわけだが、その原動力には、ファンが喜んでくれる姿を見たいという思いと、自分がこうなりたいと思った目標に対して諦めたくないという思いがあり、そのための努力を楽しいと思えるメンタルは、私たちも見習うべきものがある。今後の更なる活躍を楽しみにしたいものだ。
 少し立場は変わるが、我が社にも建築技術者が土木や舗装の応援をするという二刀流が存在する。年間通じて建築工事に携わらせてあげられない状況に申し訳なさを感じているが、彼らが積極的に協力してくれることや技術を習得しようとする姿に頼もしさと感謝の気持ちを抱かずにはいられないし、新たな可能性が広がることに期待するばかりだ。
 「働き方改革元年 いまから、ここから」社員全員が笑顔で2021年を締めくくることができるよう願っています。

代表取締役社長 森 雄一

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