2026年9月号(第209号)
- 2026年09月10日
- 日記
【葛藤】
私の黒歴史となった昨年の金沢マラソン。悔しさ、不甲斐なさ、劣等感、絶望感、挫折感・・・全てのマイナス感情が押し寄せ、「もう二度と走るまい」と自分の心に蓋をしたあの日。それなのになぜだろう、「このままで終わっていいのか、人生を変えるのではなかったのか」と心に問いかける自分がいる。気が付けば、今年のエントリー開始日を手帳に書き込んでいた。
4月10日、エントリーが始まったが、まだ迷っている自分がいる。「それでいいのか」という気持ちと「あんな痛みと苦しみはもう味わいたくない」という心の葛藤。その時、ある言葉が降ってきた。〜迷ったら険しいほうの道を選べ〜
私は元来、他人と自分を比較することにはまるで関心がなかった。それはおそらく、私が人と比べて劣っていることが多すぎたことにも起因していると思う。人は人、自分は自分。そんな私でも絶対に譲れないこと、それが「自分には負けたくない」ということだ。物事を途中で諦めることも続けることも、決めるのは自分でしかない。「もう無理」という言葉を簡単に口にする人もいるが、限界線とは決められたラインがあるのではなく、自分の心が決めるのだ。
かくして私の二度目の挑戦が決まった。しかしそれは、険しい道のりへの序章であった。(次号へつづく)
代表取締役 森 雄一