2019年8月号(第124号)


 ようやく梅雨明けしたかと思えば一転して真夏日が続き、夏本番を実感する。今年の梅雨明けは昨年より15日遅いが平年並みだそうで、いかに昨年が長い夏であったのかを物語っている。昨年支給した空調服がとても効果的との事だが、暑い中、現場で頑張っている皆さんには、くれぐれも熱中症に注意して仕事にあたってもらいたい。

 招致が決定した時はまだまだ先の事だと思っていた東京五輪も開催まで1年を切った。夏季五輪とはいえ、近年の猛暑を考えると、もう少し涼しい時期に開催できないものだろうかと思う。IOCでは夏季五輪開催日を7/15〜8/31の間に設定することを大前提としており、これは欧米のテレビでの放送時間を多く確保するためとのこと。放映権などの裏事情も分からないではないが、選手や観客を含めた安全を第一に考えてほしい。選手が安心して最高のパフォーマンスを出せる環境を整えてこそ、記録と記憶に残る大会になるのではないだろうか。環境と成績との相関関係は何もスポーツの世界だけではなく、私たちの職場環境にも当てはまることだろう。様々な面から働き方改革を考えていかねばならない。

 

代表取締役社長 森 雄一

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