2019年11月号(第127号)
- 2019年11月10日
- 日記
今月より、現場における事故発生リスクを抑えることを目的として、毎朝のアルコールチェックを行うこととした。建設業においては大型車両や重機を運転することから、事故発生時は重大災害に繋がりやすく、そのリスクは被災者や加害者、そして会社にとって計り知れないダメージとなることは想像に難くない。私自身、長年の懸案であったこの問題に目をそらさず向き合う決心ができたのも、社員と会社を守らねばならないという責務からだ。どうか社員の皆さんにはこの思いを率直に受け止めてほしい。
ではどの程度にお酒をとどめておくのが良いのだろうか。道路交通法において酒気帯び運転の基準値となる呼気中アルコール濃度は0.15mg/L、これはビール中瓶1本、日本酒1合、焼酎0.6合に相当し、これを1単位と言う。このアルコールが体内から消えるまでには、1単位で約4時間、2単位で約7時間、3単位で約10時間、4単位で約13時間とのこと。もちろん個人差があるためあくまでも目安であるが、大人にとっての楽しみの一つであるお酒を、上手に健康にたしなみたいものだ。
代表取締役社長 森 雄一