2020年12月号(第140号)


 今年最後となった大相撲11月場所、初日から2横綱が休場で大関朝乃山の優勝を期待していたが、2日目に早くも土がつき3日目から休場、新大関の正代も5日目から休場ということで、早々に面白みの無い場所になってしまったが、貴景勝と照ノ富士の優勝争いが唯一場所を盛り上げてくれた。しかし、朝乃山の不甲斐なさには呆れたものだ。横綱不在の今、一気に力をつけていかなければならないところであるが、先場所も今場所も早々に期待を裏切った。大関に昇進し、横綱に一番近い存在と言われて天狗になったわけではあるまいが、ここ一番の勝負強さや精神力を身につけてほしい。
 さらに不甲斐ないのが白鵬、鶴竜の両横綱で、横綱の責任を果たせないのであれば潔く身を引いてもらいたいものだ。昔ならとっくに引退しているところだが、その座を脅かす若手がいない現状ももどかしい。できれば富山の期待の星である朝乃山に頑張ってもらいたいが、来場所、両横綱を倒して世代交代を成し遂げてくれることを熱望する。

代表取締役社長 森 雄一

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