2021年1月号(第141号)


 久しぶりの雪の正月を迎えました。除雪隊の皆さんは気の休まらない休暇だったと思いますが、雪国における生活は皆さんのおかげで成り立っていると思うと、頭の下がる思いがします。冬シーズンはまだまだ続きますが、引き続きよろしくお願いします。
 今年の干支は「辛丑(かのと・うし)」ですが、それぞれにはどのような意味があるのでしょうか。「辛」は思い悩みながら、ゆっくりと衰退していくことや、痛みを伴う幕引きを意味し、「丑」は、発芽直前の曲がった芽が種子の硬い殻を破ろうとしている状態で、命の息吹を表しています。これらを組み合わせた「辛丑」には、衰退や痛みが大きければ命の初動が大きくなり、芽吹きが大きければその分、激烈に枯れる。つまり、辛いことが多いだけ、大きな希望が芽生える年になることを指し示すとされています。
 これを会社に置き換えて考えるとどうでしょうか。今年は「働き方改革元年」として、勤務形態や仕事の進め方など、これまでとは大きく変化する年となります。この改革を成功に導くには、従来の考え方ややり方を大きく変えることも必要で、そこには痛みも伴うこともあるでしょう。しかし、それをやり抜いた先には、きっと大きな希望の光が見えることでしょう。さあ、いまから、ここから、一丸となって力強く進んでいきましょう!

代表取締役社長 森 雄一

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