2021年7月号(第147号)
- 2021年07月10日
- 日記
先月は社員の皆さんと、建設業のハラスメント対策についてのオンラインセミナーを受講した。復習の意味も込めて、ハラスメントとは、相手の意に反する行為によって不快な感情を抱かせることであり、行為者がどう思っているのかは関係なく、相手が不快な感情を抱けばハラスメントになるという事に注意しなければならない。仮にハラスメントが仕事上行われた場合、企業には法的責任が求められ、会社の信用と信頼は大きく揺らぎます。また、そのような職場では企業風土や人間関係が悪化し、社員のモチベーション低下や離職者の増加、さらには生産性の著しい低下を招く結果となり、ひとりの何気ない行為が致命的なリスクを生み出すことになるのです。
私は今回このセミナーを、単に受講して終わりにせず、会社の発展、職場の士気や生産性の向上に繋がるよう、会社としてしっかり取り組んでいかねばならないと決意しました。継続的な取り組みによってハラスメントの無い職場環境をつくり、誰もが安心して気持ちよく働くことができるように。そしてこのような取り組みが「選ばれる会社」へと繋がるように。「働き方改革元年」、課題はまだまだ山積ですが、着実に歩みを進めていきます。
代表取締役社長 森 雄一