2024年8月号(第184号)
- 2024年08月10日
- 日記
長かった梅雨がようやく明け、一気に酷暑がやってきた。現場の皆さんには、暑い中本当にありがとうございます。引き続き熱中症には充分警戒をお願いします。その暑さに勝るとも劣らず、連日熱い戦いを繰り広げているパリ五輪。東京大会は無観客での開催だっただけに、大声援のなか戦える選手の皆さんは、どんなにか幸せなことだろう。
前半戦の競技で印象に残っているシーンをいくつか挙げると、柔道女子48キロ級の角田夏実選手はこだわり続けた巴投げで見事に金メダル第1号に輝いた。2大会連続で兄妹金メダルを目指した阿部詩選手は、まさかの2回戦敗退で人目もはばからず号泣。次いで兄の阿部一二三選手は妹のぶんまで奮起し、貫禄の金メダル。体操男子団体ではエース橋本大輝選手がケガによる不調の中、チーム全員が絶対に諦めない強い気持ちで、奇跡の逆転金メダル。他にもたくさんの感動的なシーンが思い浮かぶ。
今大会でのデータ専門会社による日本の金メダル予測は13個。この原稿を書いている時点で既に9個を獲得しており、最終的にどこまで伸ばせるのか楽しみだ。データ会社の予測は、おそらくAIを活用してのものだろうが、データでは測りきれない力を発揮するのが人間というものだ。感動と興奮の戦いに、最後まで目が離せない。がんばれ日本!
代表取締役 森 雄一