2024年9月号(第185号)
- 2024年09月10日
- 日記
8月14日に岸田首相が退陣表明をして以降、永田町は一気に政局に突入することとなった。9月12日告示・27日投開票の自民党総裁選では10人を超える議員が立候補に意欲を見せているという。自民党総裁は事実上の次期首相となるため、選挙目当ての党利党略ではなく、この国の舵取りを誰に任せるのが適任なのか、それぞれの国家観や政策に注目したい。
その後、速やかに行われるであろう解散総選挙では、自民党は派閥裏金事件による国民の審判を仰ぐわけだが、自民党が下野することはあってはならない。だからこそ古い体質を改め、反省すべきは反省し、国民から信頼される政治を取り戻すことが最も大切なのだ。
物価高騰・円安に対する経済対策、ウクライナやイスラエル問題をはじめとする安全保障政策、能登半島地震などの災害対応、人口減少や地域間格差の解消など、我が国の課題はまだまだ山積している。この難局にしっかりと立ち向かえる新しいリーダーを期待するものです。
代表取締役 森 雄一