代表取締役社長 森 雄一
大相撲初場所において大関 稀勢の里が念願の初優勝を果たし、第72代横綱に昇進した。何度も何度も綱取りの壁に跳ね返されながらも精進を重ね、ようやく掴み取った19年ぶりの日本出身横綱の誕生に日本中が湧いた。初優勝までの道のりは長かったものの、一つの壁を乗り越えたことで今後の活躍を大いに期待したい。横綱の昇進基準には成績もさることながら、品格が抜群であることが求められる。4横綱の中でも「これぞ横綱である」という姿を是非国民に示してもらいたい。
米国ではドナルド・トランプ氏が大統領に就任した。選挙期間中からも過激な発言が次々と繰り返され物議を醸したが、大統領に就任すれば治るのではないかというわずかな期待も虚しく、その暴言は止まる所を知らない。4年の任期期間中、ずっと世界が振り回されるのかと思うと恐ろしくなる。彼に品格を求めるのは無駄な事なのだろうか、どうか得票だけでなく大統領の就任基準も設けてほしいものだ。
代表取締役社長 森 雄一
新年を社員の皆さんと共に迎えられた事を嬉しく思います。先日は経営計画の発表を行ったが、やはり仕事始めの日に行うのは良いものだ。「よし、やるぞ!」という気持ちにさせてくれる。各部門長・委員長からの力強い決意表明がなされたと思うし、新委員長のもと委員会メンバーも一新され、社内に新しい風を巻き起こしてくれる事を期待する。
ひとり一人が輝く新幹線型組織の確立に向けて、最大の鍵を握るメンタルコーチング。飯山先生の講演には皆が身を乗り出して聴き入った。ワクワクした、希望に満ちたスタートが切れたと感じている。まずは出力(言葉・表情・動作)を徹底的に変え、ナンバーワン企業になろうではないか。創業80周年を迎える年が、我が社の大きな転換点になる事を願っている。
代表取締役社長 森 雄一
今年は例年よりもインフルエンザの流行が早いようで、新聞でも学級閉鎖などの記事がよく目に付く。昨シーズンは我社においてもインフルエンザが流行し、業務にも少なからず支障をきたした。どうか皆さんには自分の身を守る意味においても、早めに予防接種を受ける事を勧めたい。そういえば今回発見したのは予防接種が保険対象外だという事。あれだけ感染力が高く、社会に与える影響も大きいのだから保険対象にすればいいのにと素人的には思うが、健康保険は病気やケガの治療のために使うものであって、あくまで予防という目的のワクチン接種には適用されないのだそうだ。
私たちの仕事での予防といえば、まず思い浮かぶのが安全に対する事だろう。KY活動や安全パトロール、安全仮設などは事故を予防するために行うものである。インフルエンザも安全も、起きるかどうか分からない事にお金や時間をかけるのはもったいないように感じるかもしれないが、いざ起こった場合のリスクを考えると、ごく当たり前の事として受け入れられるのではないだろうか。
今年も残り一ヶ月を切りました。「結果にこだわれ、プロセスにはもっとこだわれ!」悔いの残らぬよう最後まで全力を出し切ろう。
代表取締役社長 森 雄一
今月22日には恒例の「つどいの会」が行われる。この行事は我が社の協力会である森和会の主催行事で、会員の皆様と社員の親睦を深めると共に、日頃のご協力に感謝することを目的としている。西能会長が自ら腕をふるう料理は格別で、少しでも社員の皆さんに喜んでもらいたいという思いが込められている。
数年前からこのつどいの会で、社員による余興を披露するよう幹事にお願いしている。招待していただいたご恩返しとして、森和会の皆様に楽しんでいただきたいという思いが一つ、そしてもう一つは事前の準備も含めて社員が協力して余興を行うことで和の力を高めることが狙いだ。どうか皆さんには面倒がらず、森和会の皆様の笑顔のために「はい喜んで!」の精神で取り組んでほしい。誰かのためにという姿勢は、必ず仕事に活きるはずだ。
代表取締役社長 森 雄一
別れの季節にはまだ随分早いが、老松さんが今月で退職する事となった。あまりに突然でまだ現実の事と思えないが、不思議と寂しさよりも応援したい気持ちが先に立つ。それは彼女が本当にやりたいことが見つかった事、そしてその事で家族をはじめ人々を喜ばせたいという強い意志が伝わったからだ。彼女の次なるステップに、心からのエールを贈りたい。
振り返ると早いもので13年、寡黙に、そして仕事に誇りを持って本当に良く頑張ってくれた。来客が感心されるほど会社がいつも綺麗に保たれるのも彼女のおかげである。「建物は完成した瞬間から老朽化する。だからいつも手をかけなければならない」という会長から守り続けた言葉を、彼女が直接聞いたかどうかは定かではないが、きっと以心伝心で自然に汲み取っていたのではないだろうか。パートという立場ながら、献身的に会社に寄り添い溶け込む姿勢に「森組愛」を感じるのは私だけではないだろう。
「ありがとう」の反対語は「あたりまえ」だという。会社がいつも綺麗に保たれることは決してあたりまえではなく、彼女の意志を私たちがしっかりと継いでいかねばならない。13年分のありがとうの気持ちをこのメッセージに込め、彼女への感謝状としたい。
代表取締役社長 森 雄一
今回も数々のドラマを生んだリオ五輪。日本は史上最多の41個(金12、銀8、銅21)のメダルを獲得し、連日のメダルラッシュに大いに湧き上がった。期待通りの結果を出す選手、まさかの結果に終わる選手、大逆転で勝利を掴み取る選手、チームのために持てる以上の力を出す選手。どれもが私たちの胸に刻まれ、多くの感動を残してくれた。
オリンピックという4年に一度の舞台で結果を出すというのは並大抵の事ではないと考える。肉体的にも、精神的にも極限まで自分を追い込むプロセスは、我々の想像をはるかに絶するに違いない。「勝つべくして勝つ」事は至難の業だが、決して諦めずやり遂げた者だけが最後に笑う事ができるのだ。
暑い夏といえば、我社の新人2人もサマーチャレンジで自らの限界に挑戦した。5月からの研修や事業本番を通して、彼らが何を感じ、この経験を今後どのように活かしていくのか。楽しみでもあり祈るような心境である。
代表取締役社長 森 雄一
天皇陛下が生前退位についてお気持ちを述べられた。国民統合の象徴としてのあり方をどれだけ思い悩まれたことか、日本国と国民の安寧と幸せを心から願うお気持ちは、私たちの想像をはるかに超えた葛藤の連続であったに違いない。陛下のお気持ちを慮り、新たな歴史を紡いでいく覚悟を身にしみて感じた次第である。
かたや企業においても、事業承継は非常に大きな区切りである。私も11年前に社長を受け継いだが、ここで挙げればきりが無いくらい多くの課題と向き合ってきた。決して順風満帆ではなかったが、全ての出来事が今の形に繋がっていると言えるし、共に歩んできた社員の皆さんには心から感謝している。
「自分のために生きるなかれ」私の座右の銘であるが、この世に生を受けたからには何かしらの役に立ちたいと思うし、自己の成長こそが世のため人のために繋がるのだと思う。社長の任ある限り、さらなる高みを目指して、社員の皆さんと共にまだまだ成長し続けねばならないと心に誓う。
代表取締役社長 森 雄一
先月行われた英国での国民投票においてEU離脱が賛成多数を占め、思いもよらない結果に世界中が混乱している。本心では残留を望みつつも離脱に投票した国民も多数いるようで、早くも異論が続出しているというのだから釈然としない。大の大人なのだから、もう少し自分の意思を投じる事に責任を持って欲しいものだ。我が国では参議院選挙の真っ只中で、この社内報が発行される時にはもう結果が明らかになっているのだが、英国のような愚かな事態にはならないだろう。
今回は選挙権が18歳に引き下げられて初めての国政選挙である。自分たちの国のあり方を決める選挙には大いに関心を持ってもらいたいものだ。かつて私が青年会議所の理事長を務めた2007年に、この国の将来を担う若者に政治に対する興味を持ってもらおうと、参議院選挙に合わせて高校生を対象に模擬選挙を行う事を計画し、高校や教育委員会、自民党県連にかけ合ったが、県内では前例が無い事や、「高校生にはまだ選択させるべきでない」と頑として聞き入れられなかった。なんと過保護な時代になったものかと呆れ果てたが、判断力とは様々な経験をして初めて身につくもので、肝心な時の判断を間違えぬよう、できるだけ若いうちから経験しておいたほうがいい。失敗も次への肥やしだと思えば、無駄な経験など無いのだから。
代表取締役社長 森 雄一
「71年前の雲一つない晴れ渡った朝、空から死が舞い降り、世界は一変した。閃光と炎の壁がこの街を破壊し、人類が自らを破滅に導く手段を手にしたことを実証した。(中略)世界はここで永遠に変わってしまったが、今日、この都市の子供たちは平和の中で日々を生きていくだろう。なんと貴重な事だろうか。その事は守る価値があり、そして全ての子供たちに広げる価値がある。それは私たちが選ぶ事のできる未来だ。」
現職の米大統領として初めて広島を訪れたオバマ大統領。この歴史的な訪問は非常に厳粛かつ厳かな雰囲気で行われ、戦後71年目にしてようやく真の終戦を迎えたのだと固唾を飲んで見詰める自分がいた。謝罪が有るのか無いのかなど声高に煽る者もいたが、日米関係はそんな低俗な次元を超越し、崇高な関係を築き上げてきたのではないだろうか。
あの時はこうだったと過去をむし返す事しかできない者はそれより前には進めない。変えられない過去を恨むより、ただひたすら前を向いて、まだ見ぬ未来に希望を見出す者こそがこの先の笑顔を創るのだ。
代表取締役社長 森 雄一
平成28年4月15日 大安、ついにASJ物件第1号となる請負契約を締結した。昨年1月に本格的な営業活動を開始してから1年余、各部門が協力して獲得した契約だと思っている。ここまでに至る道のりは決して易しいものではなかった。ASJの指導をいただきながらも、どのように会員を増やしていくのか、多種多様なお客様にどのようにアプローチをすればいいのか、競合他社との差別化をいかにして図るかなど問題は山積で、最も苦心したのが民間住宅の実績が無い中でいかにお客様に安心感を持っていただけるかであった。この物件を皮切りに、好循環が生まれる事を期待したい。
今回の契約で何よりも嬉しかったのが、お客様から「全ての面において信頼しています」との言葉をいただいた事であった。プランニングから契約まで1年を要したが、それまでのプロセスの中で信頼を積み重ねた賜物だと思う。
契約はゴールでは無くあくまでもスタートだ。着工から引渡しまで、経営ビジョンにあるように物心両面の満足感、つまり、造るだけで無くお客様の笑顔のために真心を込めて取り組まねばならない。これから先、どれだけの人の幸せに寄与する事ができるか、そう思うと胸が弾むのである。
代表取締役社長 森 雄一